当クリニックのご紹介・ご挨拶

当クリニックのご紹介

がんのセカンドオピニオン専門クリニック

ナオミクリニックは、日本で初めての「がんのセカンドオピニオン専門クリニック」です。
お陰様で2018年の開業以来、日本全国から500人以上の患者さんにセカンドオピニオンをさせて頂きました。
そして優れた先生方に多くの患者さんをご紹介し治療して頂き、根治も含めた良好な結果も出すことができました。


「転移」「播種」「局所進行」「再発」の根治

これまで治らないとされている4つの病態「転移」「播種」「局所進行」「再発」の患者さんも治してきました。
1つか2つの治療でうまくいく患者さんもいれば、3つも4つも治療をつないで根治にたどり着くということもあります。
拙著「このまま死んでる場合じゃない!」の共著者善本考香さん(子宮頸がん、多発リンパ節転移 肺転移 途中で肝転移出現 余命3か月)の場合は7か月で4種類の治療を実施し根治しました(現在治療終了後約10年再発なし)。
その他実績の詳細は「実績」をご参照ください。


ナオミクリニックの目的

どんながん種、どんなステージの患者さんでもナオミクリニックを受診すればワンストップで「誰もが治る機会を得られること」
目指しています。


ナオミクリニックへのご紹介元

ナオミクリニックに患者さんをご紹介下さった病院の95%が、大学病院、「○○がんセンター」と名前のつくようながんの専門病院、県立中央病院などがんの公的中核病院です。

ナオミクリニックへのご紹介先

実際に治療を実施して頂くためにご紹介する医療機関は80%以上が紹介元と同等の医療機関です。残り20%も当該治療の医療水準としては世界でもトップクラスの医療機関です。

ナオミクリニックの役割 

このような高度医療を提供する医療機関で治らないとされた患者さんも根治や長期予後を達成できた理由は2つあります。
理由その①
「集学的治療」の専門家として、複数の治療(保険診療が中心 一部先進医療・治験)「使いこなし、使い切った」ことです。集学的治療は、それぞれの治療の効果と限界(どこまで治せて、ここまでしか治せない)を踏まえて治療するする必要がある複雑な治療で、知識と経験が必要です。クリニックでは患者さん誰もが適切な集学的治療を受けらえるように支援します。
理由その②
「標準治療や主治医の先生の限界」を知っていることです。
標準治療は多くの患者さんが参加した臨床試験を基に作られた診療ガイドライン(指針)を参考にしながら主治医が提示する治療です。
そして、主治医の先生が多くの外来患者さんを受け持っていることを前提に作られた治療です。そのため個別性という点では限界があり、病状がそれぞれ異なる患者さん一人一人に真の最適な治療を提示することは困難です。

当院では患者さん一人一人に十分な時間をかけて最適治療に結び付くセカンドオピニオンを提供します。
がんの診療は日進月歩ですが主治医の先生は大変忙しくてそれにキャッチアップする時間の確保が困難です。
ナオミクリニックははがん治療の専門クリニックですから、網羅的に治療情報を蓄積し、日々新しい情報を更新し、多くの治療選択肢から根治や予後改善に結び付く治療の情報を提供します。

「標準治療や主治医の先生の限界」を、セカンドオピニオンで補完することもクリニックの役割です。


当クリニックのご紹介



院長ご挨拶

ナオミクリニック 院長 岡田 直美

ナオミクリニック 院長
岡田 直美

こんにちは。岡田直美です。小学校6年生の時に私の女医さん人生は始まりました。道徳の時間に見せてもらったドラマに出てきた日本初の女医さんはかっこよくて、「私も病気で苦しんでいる患者さんを助けたい」と思いました。高校2年生の時にブラックジャックに出会って「私も不治の病の患者さんを治したい」と外科医に憧れを持ちました。あれから、長い年月が経ちました。でも、「(がんで)辛い思いをしている患者さんを治したい」という気持ちは全く変わりませんでした。変わったのは、外科医のはずが内科医になったところくらいです。

私の医師としての目標は、できるだけ多くのがんの患者さんに、たとえ治らないと言われた患者さんであっても、平穏な日常を取り戻して頂きたいということです。それは、平穏な日常こそが幸せだと思うからです。そのために、“理念医療”、つまり、「患者さんに慈みの心と愛情をもち、治すことにこだわり、最大限の努力をする医療」を実践していきたいと思っています。

がんの治療は、すべてのがん種、すべての病期について標準治療というものがあります。標準治療で治る患者さんはそれでいいのでしょう。でも、治らない患者さんにまで判で押したように型にはまった治療を強いられては、患者さんにとっても、主治医にとっても辛いものがあります。医療はもっと柔軟で温かみがあっていいのではないかと思います。なぜならば、心を持つ“ひと”が対象であり、命に関わるものだからです。そして、患者さんが、“自分にとって”最もいい医療(治療)を求めることは自然のことだと思います。

このように、患者さんの求める医療を提供するために、私自身の持つ資源を惜しみなく投入してきました。その結果、「治らない」と言われた患者さんも少なからず治すことができました。

治せた理由の一つには、多くの患者さんをきちんと診た(詳細に観察してきた)経験にあります。その経験から、転移があっても必ずしも全身転移ではないという概念を得ることができました。現在では、少数転移(oligometastasis 略してオリゴメタと呼んでいます)と呼ばれている概念です。全身転移ではなくオリゴメタと仮定できる患者さんに、局所療法を丁寧に実施することで治すことができるようになりました。

このように、多くの患者さんの治療を通じてさまざまなことを学び、丁寧な観察に基づく詳細な病態把握、治すための治療戦略など、治すための道筋をつくることができました。

しかし、何よりも大きかったのは、患者さんとの信頼関係、そして「岡田先生からの紹介だから仕方がないね」と無理なお願いをきいて下さった名医の先生方の温情と、熱心に治療に取り組んでくださる先生方の御協力があったからだと思います。


私には医師として以下の特徴があります。私が持つ医師としての資源やその源泉です。

  1. 医学の基礎研究(生化学)から、経営学・臨床まで、医療における川上から川下まで学び経験したこと
    →基礎、臨床、ビジネスという幅広い視点、人脈

  2. 臨床は、内科医として幅広い疾患に1次救急から3次救急(救命救急)まで携わってきたこと
    →リアルタイムの病態把握とスピーディーな治療

  3. 腫瘍を専門とする内科医として、20種類以上のがん種について集学的治療(さまざまな治療を組み合わせて治して行く治療)を実施してきた経験
    →さまざまな治療についての効果と限界についての知識
    →名医の先生方とのネットワークを持っていること

  4. 学問的には生化学を橘正道先生 経営学を田中滋先生という、第一人者に師事し、臨床でもさまざまな分野の名医、優れた医師に出会い、医療での超一流の世界に触れ、学んだこと
    →(理論的な)ものの考え方にあります。

ナオミクリニックを通じて、私・岡田直美がこれまで培ってきた資源を、患者さんのために惜しみなくつぎ込みたいと思います。
すべては患者さんに平穏な日常を取り戻していただくために。



診療時間

診療時間(その他の時間は要相談)

11:00~14:00
※当クリニックは完全予約制です。その他の診療時間、たとえば週末等についてはご相談に応じます。


■休診日

火曜日・土曜日・日曜日・祝祭日・夏季休暇・年末年始

診療時間